洋間に畳を!

こちらは本日お世話になりました隣町のお客様の施工例です。
もともと和室だった6畳間をフローリングに張り替え使用していたものの やはり畳の上でゴロンとしたいという事で洋間に敷く畳をご相談頂きました。
見積りにお伺いし周りの巾木の高さを確認すると1寸厚の畳が使用出来ます。
15㎜の薄畳(置き畳)だとクッション性や耐久性が無く、部屋の大きさに合わせキッチリ敷きたいし畳はやっぱりイ草が良い!という事で当店得意の洋間施工に決まりました。

昨日までに仕事を終わらせて(畳の納品をして)から巾木の加工だけしておきます。
2間の長さの赤松クリア材を躓かないようまず斜めに電気カンナ掛け。
面を取ったらサンダーで角を落とし滑らか仕上げにしておきました。
(今の時期は夜7時過ぎまで明るいので助かります)

そして本日朝8時施工開始!
施工前

まずはお部屋の採寸。
1間と3尺に建具の関係で幅は2寸4分(72㎜)巾木との差が7分(21㎜)の出っ張りがあります。
入り口側にもありますがそちら側には畳寄せを新設。

リビングに置いてあるローテーブルと座椅子の関係で畳は4畳の縁敷きです。
使用したのはケナフボードⅠ形(ケナフボード10㎜・ダイケンボード7㎜×2・平らにするため底面が厚紙(2㎜)仕様の四層特注品)&熊本産麻綿W(生産者:生田 誠一 氏)
巾木(畳寄せ)にはいつも通り蜜蝋を塗り仕上げました。
そして夕方5時納品

施工後

畳の丈は1寸5分大で仕上げ変形(切り欠け)もバッチリ!
いつも通りフローリングにビスは打ちませんので入り口側は小柱の引っ掛かりがあるため動きませんが窓側は巾木の下に畳縁をタッカーで留め、動かない様に畳の側面に3か所釘を打ち込み畳寄せが畳から離れないようにしています。
一応畳の裏面には滑り止め加工をし、ずれる事がありません。
『凄い!さすがプロ!ピッタリ!』と奥様からお褒めの言葉。
旦那様はこれからここでゴロ寝をするそうです。
ご夫婦共に非常にお喜び頂きました。

我孫子市布佐W様、この度は当店にご相談ご注文頂き有難う御座いました。
そんな和室からフローリングそしてまた畳敷きの部屋への当店オリジナル施工例でした。

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