八角形二畳台

27日の日曜日から28日、月曜にかけて神奈川県相模原市で行われた畳の講習会に参加してきました。

講師の親方は私が3年前の技能グランプリに出たときの審査員の先生で昨年から声を鰍ッていただくようになりました。
ずうずうしくも神奈川県相模原支部青年部の皆さんのところに混ぜていただき2日間にわたる講習会です。

私の住むところから相模原までは100キロちょっとあり高速を使って約2時間です

朝4時半に家を出て着いたのが6時半。 
8時からの講習に十分間に合いました。

今回の講習内容は《八角畳の厚畳》です。

まずは型作りから。

      

ベニヤ板に正八角形の製図をして型を作ります。

そして紋縁の用意。

      

台座はよく建材畳床(ボード)や箱を使うことが多いのですが勉強の為、スタイロ畳床を使い板入れの製作です。

台になる部分には角の補強&角を引き立たせるために檜の板を入れます。

     

畳床を型に合わせ切り抜き板を縫い付けます。
ここが特に難しいところ。
寸法を正確に決め、畳を垂直に切落とさなければなりません。

   

     

ピッタリ合いました
   

上面、裏面に使うものを同じ寸法で2枚作り重ねて縫い合わせます。
寸法が違ったり垂直で落とさないと上と下がピッタリ重なり合わないのです。

台座が終わったら紋縁を八角形の型を取った龍鬢表(床の間に使用する畳表)に縫い付けます。

  

仕上がった上面の畳表を台座に被せ裏面にヘリを回し縫い付ければ正八角形の厚畳の完成です

    
    

        

                    角の造作
    

                      裏面

講習者全員の作品をパチリ

スナッチ様、大変お世話になりました。
講師の先生、青年部の皆様、有難う御座いました!!
おかげ様で良い作品を作る事が出来ました!

すごく有意義な神奈川での1泊2日の講習会でした。

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