神奈川での講習会、繧繝縁一畳台 ( 両面四方板入れ 流備表継ぎ仕様 )続いての工程です。

講習会作業風景です
台座作りが終わったら、裏茣蓙の取り付けに入ります。

とりあえず繧繝が合うかを確認。
その後、裏茣蓙を台座に取り付け、カマチ部分のイグサを台の丈寸法に合わせ抜き取ります。


ここからが今回の講習会、両面四方板入れ作業に続く第2の習得ャCント、表継ぎ作業です。
流備(龍鬢)の経糸に糸を絡め土台に縫い付けていきます。
その作業を両框分行ないます。
これで裏面の流備(龍鬢)が完全に止まりました。
・・・留めた裏茣蓙の画像を撮るのを忘れておりました(汗)

それから裏茣蓙の角を作り上茣蓙を乗せイ筋、繧繝の筋も見ながら表を張ります。
裏に返し、裏茣蓙と上茣蓙の表継ぎ作業に入ります。
上茣蓙の寸法を確認し、余分なカマチ部分のイグサを抜き取ります。


上茣蓙の流備(龍鬢)の経糸を裏茣蓙の流備(龍鬢)の表に通し、板が入っている先あたりから上部に出します ( 龍鬢は弱いので良く霧を吹いてから作業します )

裏面角の始末
全て終えるとこんな感じ。

その経糸に糸を絡め台座に縫い付けます。


表継ぎの作業が終わりましたら繧繝縁の筋を合わせながら絎けていきます。

上前、下前両方の縁の絎け縫いが終わったら、繧繝縁一畳台(両面四方板入れ、流備表継ぎ仕様)の完成です!

まずは上面です

こちらが裏面です。一般の知らない方が見たらどちらが裏なのか分からないと思います


表継ぎ部分のアップ


繧繝縁一畳台(両面四方板入れ、流備表継ぎ仕様)
2日間の講習会で仕上げる事は出来ず、家に帰ってから表継ぎの仕上げ、絎け縫いをやり、完成となりました。
しかしながら今回も非常に有意義な2日間の畳技能講習会となったのでした。
板垣先生、細川先生、神奈川の皆様、本当に有難うございました!



コメント