朝晩はすっかり秋の気候に変わってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
毎日バタバタしておりますが、元気に頑張っております。
今日は最近の施工例を少し。
まずはヘリ無し半畳です。
こちらは表替え施工前。
普通の畳表がついていました。

こういったヘリ無し半畳の市松敷きの畳を琉球畳と呼んでいる風潮が全国的に多くなってしまっておりますが、この畳は琉球畳ではありません。
琉球畳と呼べるのは七島イで織られた青表で施工された畳のみを指します。
青表(七島イ)で施工された畳なら、縁付きでも縁無しでも琉球畳なのです。
ちなみに、国産の青表(七島イ)の産地は大分県国東半島のみ、たった4軒の農家さんが伝統を絶やさぬよう頑張っています。

表替えには熊本産綿々W糸引き目積表(幅広)上品を使用。

ヘリ無し半畳 市松敷き和室、キレイに仕上がりました
続いて先日施工しクロス屋さんの都合上、本日納めた和室です。


こちらの四畳半は熊本産市松表(麻綿W)を使用。

酷かったヘタミや隙間などを全て直し見違えた畳、奥様に大変喜んで頂きました。
続いて本日施工した和室の入替え工事です。
既存の畳が45年の年数が経っていて品物も悪く直しようが無く
今回は入れ替えとなりました。
入っていたのはワラ畳床4級品。
針足も粗く(1寸4分)フカフカでした。

使用したのは千葉県産ワラ畳床六層配上品です。

春日製畳さんの2級上品(針足7分)です

やっぱり畳はワラ畳! ワラ畳独特の腰、感触が違います!!

使用した畳表は熊本産麻綿W上品(夕凪)、生産者 有田雄一さんの表です。
良い品物はなるべく寝かせて使用しておりますので、草も締まり良い艶が際立ちます。
やはり、畳は良い物を使うと本来の良さが実感できます。
敷いた所は写真を撮り損ねましたが、お客様には大変気に入って頂きました!
納品が終わり、茨城(つくば市)のお客様のところへお見積もりに。
着いたのが夜7時になってしまい、御迷惑をお鰍ッしました。
全て終わって9時半に帰宅。
今日も疲れました。
明日からも頑張りましょう!
そんな畳の施工例でした。



コメント