今日は数年ぶり、2度目の《 ひのき畳 》8畳の入れ替え施工と京間6畳の表替え(4枚)&入れ替え(2枚、シロアリの害により)でした。
今回も使用したのは飛騨フォレストさんが作る100%ひのき畳です。
岐阜県萩原町から送られてきます。
ひのきのスライスチップと麻布、反板で作られている製品です。


側面、ひのきスライスチップの断層になっております

裏面、麻布シートで覆われています
寸法の裁断は切れるカッターでないといけません

包丁で印をつけるのも硬く、藁床のようにはいきません。

もちろん縫い止めもします

使用したのは備後表(備後織)、当店常備在庫での一番良い品です。
施工するにあたって反板が折れてしまうため、大きく反りを鰍ッる事が出来ません。
反りを殆んど鰍ッられない状態で良い表をつるのは正直手では難しく、カマチ巻き機の表張りが非常に役立ちます。

工場の中にはイグサの香りよりも、檜の良い香りが漂っております。
夕方敷き込み具合良く納まり、お客様にも大変喜んで頂きました。
久しぶりのひのき畳でした。



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