しかし毎日暑いですね。
おかげ様で忙しく動いており、日曜の本日も仕事で御座いました。
お盆休みまでは休みが無く、本当に有難い事です。
こちらは先日施工した八千代市にある善福寺様の畳替え工事です。
忙しさから1番肝心な施工前の写真を撮り忘れてしまい、後悔しておりますが正面から見通しは通っておらず(全く合っておらず)、広間の仕事をやった事が無いの??といった呆れた施工。
間付、廊下畳など寸法がバラバラで目線による畳寸法が驚くほど違っておりました。

広間の敷き方も??でしたが、全て入替える訳にいかず、寸法の関係上、数枚の畳を入替えるだけで既存の畳の寸法を直し、見通し(目通り)を合わせます。


廊下畳の寸法合わせを終え、広間の表替え、寸法合わせです。
床の間の施工は、これまた呆れたチャック留めです。
ボードとはいえ酷い施工です。

床の間には流備(龍鬢)表を使用、こちらは奉納とさせて頂きました。


気付かれたと思いますが、こちらの床の間大きな絵画が飾ってあり、上前側(壁側)が見えません。
なのであえて正面を上前とし、目乗りを出しました。
(紋縁は寸法に合わせ縮めてあります)
見通しを合わせ、見違えた広間です。


縦横、何処から見ても目線が通り、自分で言うのもなんですが、今までとは比べ物にならない部屋になったと思います。
寸法の修繕は初めての施工と当店を信用して頂いたお礼としてサービスです。
今回も良い仕事が出来ました。
お世話になりました善福寺御住職様、有難う御座いました(合掌)
ちなみに今回使用した品物は佐倉市に本寺があり、普段は使用する事が無いお寺という事から ( 本来なら上級の畳表(い草)を使用するのですが日焼け、カビ、普段の手入れを考え ) ダイケン和紙表『銀白』を使用しました。
そんなお寺の畳替え工事で御座いました。


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