こちらはホームページよりご相談頂きました千葉市緑区のお客様の施工例です。
ハウスメーカー新昭和の戸建てで【きたろう畳】が使用されているという2階の6畳間。
現場が遠方という事が有り、とりあえずメールで和室の状態や畳の大体のサイズを教えて頂きました。
畳のサイズから丈が詰まっていて幅が関東間より大きいサイズであろうという事が推測され、おおよそのお見積りを出します。
ご検討後、ご注文頂きましたので土日指定で施工日を決めましたが予定日の一昨日、土曜日は朝から雪。
予定を変更し昨日、採寸ときたろう畳の撤去にお伺いしました。
ただし、昨日は昨年から決まっていた建設組合の住宅無料相談日(午前10時~午後3時)
担当だった為、朝の内に薄畳用の機械設定とお客様のところへ伺う為の道具や材料などをトラックに積み込み準備完了

毎月第2日曜日、印西市建設組合による住宅無料相談
住宅相談が終了する30分前の2時半お客様の訪問が見込まれない為、一緒に担当していた現支部長の親方にお許しを頂き私は先に上がりお客様のところへ向かいました。
当店から千葉市土気までは片道50㎞以上、道路の混み具合で有料道路を使用して1時間20分~30分掛かります。
午後4時、現場に到着。
すぐに和室を確認すると きたろう畳は15㎜厚パネル式タイプ、幅が詰まっていて丈が3寸伸びでした。
撤収が遅くなってしまう為、手短にきたろう畳の説明や品物の事などをお話しし、早速作業開始です。
施工前


縁を外しパネルタイプの畳をカット、クッション材を剥がしタッカーで留められているレールの針を抜きます。
今回、ベニヤの素性やタッカー針の形状からか根元で針が折れる事が多く、今までで1番抜き辛かったかもしれません。
きたろう畳を全て撤去後、足りない分の寸法を埋める為あらかじめ加工してきた巾木を施工し採寸です。


6時半過ぎ、ようやく作業終了
正確な見積りを出し直し、帰路に着き工場へ急ぎます。
8時半、夜なべ施工開始。

エコパネル薄畳床15㎜厚仕上がりに熊本産糸引き畳表上品を使用

カマチ巻き作業を終え仕事終了。
明けて本日。
クリーナーを掛けカビ止め加工を施し、畳縁を逢着してから仕上げ作業です。

午後1時、納品へ。
昨日より空いていて2時20分にはお客様のところへ到着。
巾木加工を仕上げ、入り込みのため床柱の調整をし敷き込み。
それでは施工後の和室です

きたろう畳とは違う、使い捨てでは無い薄畳に生まれ変わりました
しばらくは畳の香りと肌触りに癒される事でしょう!
今回もお客様には大変お喜び頂きました。
千葉市緑区S様、この度は当店にご相談ご注文頂き有難う御座いました。
きたろう畳の種類にもよりますが、近隣で6畳間であれば当日納品も可能です。
そんな困った畳、きたろう畳の入れ替え工事でございました。



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